画像を整理してたら、昨年iRODオーナー、マット・ニューマンの自宅兼オフィスに行った時の写真が出てきたので紹介しましょう。
ちなみにマット・ニューマンとはこんなオトコです。(一番左ね)
アメリカではFLWプロとしてだけでなくスイムベイトマスターとしても有名で、現在市場に出回っているほとんどの有名スイムベイトの設計開発に関わっているなど、その業績は相当なものです。
・・・なーんてエラそうに説明してますが、アメリカのバスプロに疎いのんだくれはiRODを扱うまでは彼の実績はもちろんの事、その存在すら知らなかったのはここだけのヒミツです。(大汗)
マットの隣に写ってる女の子はガールフレンドのアシュリー。
天真爛漫でめっちゃ可愛いんですが典型的なイマドキの娘なので、話してるとこっちがフリーズしてしまう事がよくあります。(笑)
さてさて、マットの事務所はロサンゼルスの北西、通称バレーと呼ばれるエリアのカラバサスという所にあります。
まずこれがマットの事務机でもあり、iRODの中枢(笑)です。
もっとタックルだらけでグチャグチャなのかと思ってましたが、想像よりもスッキリしていて、ちょっと肩すかし食らった感じです。
窓際にはこんな具合に、過去のトーナメントでの輝かしい実績の数々が並べられています。
その一つ一つが日本でも名前を聞くようなビッグな試合のものばかりでスゲー!と思ってたら、この後に見せてもらったガレージに数えきれないほどの楯が保管されてました。
いくつあんの?と聞いたら、『 300ぐらいまでは数えてたけどもう分からない 』 とのこと。 (゚Д゚ll)
そのほとんどはスイムベイトで勝ち取ったとのことで、このあたりがスイムベイトマスターと呼ばれる所以なんでしょうね。
その中でも一番思い出深いのがチームで優勝した時のこの賞状?らしく、元々この試合には参戦する予定が無かったのに、当日出られなくなったメンバーの代わりに急遽最終日だけ出て見事逆転優勝し、225馬力の最新エンジンと40,000ドルの賞金を手にしたんだって。
なんかドラマみたいな展開ね(笑)
で、その流れでガレージの中にあった、過去に試合で使ってた秘密兵器をたくさん見せてもらいました。 その中でも一番興味深かったのがコレ。
スイムベイトというカテゴリーはもちろん、トラウトベイトという呼び方すらなかった時期に使っていたビッグベイトです。
比較対象のスケールが無いので分かりにくいのですが、一番上が確か7インチでした。
この7インチはソルト用に売られていた既製品。
マットがまだタックルショップの店員だった90年代中盤、このスタイルのベイトが、モンスターだけを選んで爆発的に釣ることが出来るシークレットとして、カシータスやキャスティークに通う仲間内で密かに使われていて、マット曰くそれがスイムベイトのはしりなんですと。
それならば! ということで、マットは2つ目と3つ目のデカベイトをオリジナルで作って、当時の試合を総ナメにしたそうな。
そのオリジナルビッグベイトの破壊力のあまりのスゴさに、マットとそのチームメイトはこのルアーに恐竜の名前(ブロントサウルスとかティラノサウルスとか言ってましたが忘れちゃった)をつけて、ひた隠しにしてたと。(笑)
追記: 思い出しました。 ディノサウルスでした。(笑)
その時期は、試合で稼いだ賞金で超高級住宅地で有名なマリブのコンドミニアムに住んでたというんですから、このベイトの威力がどれだけスゴかったかが分かりますね。(ゴクリ)
しかしツリビトの口にカギは掛けられないとは良く言ったもの。
どこからかその情報が漏れて、遂にはあのキャスティークやタロンが製品化して大ブレイクしたとのことでした。
でもマット的にはキャスティークの既製品では満足せず、キャスティークのボディを2つ繋いだカスタムベイト(一番下のヤツね)で連勝してたとのことなので、その時点で既にスイムベイトのキモを会得してたんでしょうね。
しかしそれでもまだ満足できなかったマットは、友人でもあるロボワームの社長、グレッグ・スタンプにオリジナルボディの製作を依頼し、キャスティークのヘッドに装着してまたまた試合で勝ちまくりました。
その時実際に投げていた現物がコレです。
これはテスト釣行でいきなり13パウンダーをキャッチするなど、それまでのスイムベイトではありえないほどの釣果を叩き出してくれたそうです。
ボディに残る無数の歯形や当時の雑誌記事がその実績を語っており、普段デカバスはもちろん、オサカナに縁がないのんだくれはただただ黙って話を聞く事しか出来ませんでしたですハイ。(涙)
事務所の片隅には商品の山が… と思ったら、なんとこれすべてB品、つまり商品にならない不良品で、販売する製品は別のストックヤードで大量に管理されていました。
iRODブランドとしての最初の商品でもあるジェネシスTシリーズのB品発生率には当のマットも頭を抱えていました。
結果的にそれが製造する工場を変えてジェネシスUシリーズを作る要因の一つになったので、今のクオリティを思えば結果オーライですけどね。 宣伝宣伝っと。(笑)
マットは地元ではサーファーとしても有名で、メキシコやオーストラリアにも波乗りに行くので、部屋にはこんな具合にさりげなくボードが置いてあったりします。
世界中のビーチで拾ってきた石や貝殻を写真と一緒にさりげなく飾ってあって、それがわざとらしく見えないのはここがキャリフォーニャだからでせうか。(笑)
のんだくれと話してる最中にもサーファー仲間から、今日のどこそこの波は良かっただの、あそこはダメだっただのと頻繁に電話がかかってきて、サーファーは世界中ドコ行っても同じなのねと笑っちゃいました。
『 普通の仕事をしている人は釣りをすることで気分をリフレッシュできるけど、僕はバスプロで釣りが仕事だからサーフィンがなかったら気分転換できなくてストレスでパンクしちゃうよ 』 と言ってたのが印象的でした。
庭にはマットの戦闘機、バスキャットが。
今は無きトゥルータングステンのラッピングをそのままにしてるのは、彼がいかにトゥルータングステンのスイムベイトを信頼しているかの表れでもあります。
実際、一緒に釣りに行った時もトゥルータングステンで釣りまくってましたから。
次回はそんな釣行記をアップしまーす。
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